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この世界の片隅に|哲(村上虹郎)と幼馴染のすずが納屋で2人きりに!?[5話]

この世界の片隅に

この世界の片隅に|無料視聴できる
 
案内人
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こんにちは!まずはじめに過去の放送を見逃した方のために、無料でお得なので、「この世界の片隅に」無料視聴方法をご紹介します!ご希望の方は、下記にお進みくださいね!

最新話であれば、「登録なし」で無料視聴できますよ!

 
 
※本作品の配信情報は2018年9月15日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については公式ホームページもしくはアプリをご確認ください。
 
何気ない日常の中に生きとし生けるものは、こんなにも愛しく美しく儚いものだった。

-番組名-

「この世界の片隅に」

-放送開始-

2018年7月15日(日)

-放送日-

2018年8月12日(日)[5話]

-放送日時-

毎週日曜よる9時

-出演者-

松本穂香、松坂桃李、二階堂ふみ、榮倉奈々、尾野真千子、田口トモロヲ、伊藤 蘭、宮本信子

-原作-

 こうの史代『この世界の片隅に』
(双葉社刊「漫画アクション」連載)

 
 
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こちらのページではこの世界の片隅に」5話を中心にご紹介させていただきます。

情報は多岐にわたっているので、ご興味ある方は読み進めていただければ、楽しめる内容になってるかと思います!特に、5話ネタバレについては詳しく書かせていただいたのでおすすめのコンテンツです!

 
 

[この記事の見どころ]

✎ ドラマ「この世界の片隅に 」とは

✎ 「この世界の片隅に」視聴率推移

✎  過去放送 [あらすじ・ネタバレ]

✎ 「この世界の片隅に」5話ネタバレ

✎ 「この世界の片隅に」公式ツイッター

✎ 「この世界の片隅に」5話感想

✎ 「この世界の片隅に」6話あらすじ

✎ 「この世界の片隅に」キャスト情報

✎ 「この世界の片隅に」まとめ

 

ドラマ「この世界の片隅に」とは

この世界の片隅に

 

物語は1944年広島を舞台に展開される。当時18歳のすずがこの主人公。全くお互い顔も知らない同士で周作と結婚して、故郷の江波から20㎞遠い呉へと嫁ぐ。今までは才能豊かな絵を描いてばかりいたが、急に一家を支える主婦へと転身することに。戦時中ということもあって、毎日切り詰めて食糧難を乗り越え、一家の台所を支える。徐々に戦争は激しさを増してきた。当時の日本海軍の中心的存在の呉は米軍による夥しい空襲にさらされ、大軍艦がいくつも燃え上がり、呉の町並みも原型が無くなっていく。そんな状況にもめげずに力強く生きていくすずだったが、とうとう1945年8月を迎えてしまうのだった。
 

この世界の片隅に 視聴率推移

 
もんち
もんち

「この世界の片隅に」は、少し構えて見たくなる「戦時中の作品」を日曜日に持ってきたことで視聴率がどうなるか注目されていたけど、2018夏ドラマでも全体の視聴率ランキングで「7位」につけているので、スタッフの方々も一安心といったところじゃないでしょうか!

 

【平均視聴率】

第一話(7/15) – 10.9%

第二話(7/22) – 10.5% 

第三話(7/29) – 9.0% 

第四話(8/5)   – 9.2% 

 

過去の放送回 [あらすじ・ネタバレ]

 

たぬ吉
たぬ吉

今までの「この世界の片隅に」の詳細をまとめています。

どこか見忘れた放送回があった方は、是非ご参照ください!

 

 

この世界の片隅に 5話ネタバレ

↓下記をタップすると開きます↓

〜序盤〜

〜序盤〜を開く

昭和19年12月

 

すずが井戸で水汲みをしていると、突然、幼馴染の水原哲が現れた。すずは、凄く驚いた。「久しぶりじゃのう」と言って、すずの事を名前で呼んで、笑いながら彼女の頭を撫でた。勢いが強すぎて、すずの頭が大きく揺れる。哲はすずに会いに来たという。 水を汲み終わったバケツを両手に持つと、「あっちか」と言って、すずの制止も聞かずに歩き出した。

 

二人が北條家に着くと、「水兵さんじゃ〜!」と、晴美が嬉しそうに出迎えた。
サンと径子は状況が飲み込めず、戸惑いの表情を浮かべていた。哲は簡単に自己紹介をすると、今晩泊めて欲しいと言い出す。 みんな驚いた。

 

しかし、哲が手土産に持ってきた、米や缶詰を見て、サンと径子は、顔を見合わせる。 晴美は船の話を聞けると無邪気に喜んでいた。申し訳なさそうにするすず。哲がこれ、とバケツを持つと、晴美が「こっち!」と言って、哲を家の中まで案内した。すっかり懐いたようだ。
汲んできた水だけでは足りなかったので、哲は晴美と一緒に、再び水汲みへと向かった。




〜〜〜

別室では、サンと径子が哲について話していた。

 

彼はすずの昔の男なのか? わからないけれど、男の方はすずに惚れてる顔だと径子が言って、サンも同意した。彼を泊めていいのかと、径子はサンに聞いた。そんなことを言っても、兵隊さんを無下にはできない、とサンは答えた。

 

その時、周作が仕事から帰ってきた。円太郎は、今日は夜勤だという。
ちょうど、水汲みから帰ってきた哲達と鉢合わせ、お互いに挨拶を交わした。そして、お互いの顔を見て、店で出会った時のことを思い出した。




〜〜〜

哲も一緒に夕飯を食べる。

 

晴美が哲にどこに行っていたのかと尋ねるが、軍の機密のため、教えることができない。 簡単に言うと、南国に行っていたようだ。南国の海や魚のことを晴美に話して聞かせる。流れですずに話を振るが、すずは周作の様子を気にしていて、話を聞いていなかった。

 

哲  「なんじゃ、相変わらずぼーっとしとるのう、すずは…」

 

すず 「はあ!?」

 

径子 「ぼーっとしとるのは、昔から?」

 

哲  「はい、ほうなんです。ガキん頃からですわ。まあ、すずは、こまい頃から絵描く事と、のりをすく事くらいしか取り柄がのうて。あとは、ぼんやりです。…という事は、ここじゃあ、ただのぼんやりいう事ですか」

 

径子やサンも哲の話を聞いて笑った。すずは、むすっとしていた。

 

哲  「ほんまに、皆さんには鈴がお世話になりよります。まあ、もしあれじゃったら、遠慮のう言うていただければ、連れ帰ったりますわい。のう、すず」

 

はははは、と大きな声で笑った。周作は哲にそんな事はない、と言おうとしたが、隣りのすずがお盆で哲の頭を叩いた。径子は思わず、「ええ音…」と呟いた。すずは怒って、

 

すず 「なんねえ、さっきから!調子にのって、すずすず、って呼び捨てにしくさって!そようなふうに呼んだ事ないじゃろうが!」

 

哲  「しょうがなかろうが、前は浦野って呼びよったが、もう浦野じゃないじゃろうが」

 

すずは、少し驚いた表情をした。

晴美がすぐに乱暴はいけんよと言った。サンも晴美の言うとおりじゃねぇ、と言った。すずは、ばつが悪そうな表情をした。哲もその流れに乗っかって、「ほうじゃ、ほうじゃ。分かったか、すず」と言ってきた。「はあー!?」と言って、むすっとしながら味噌汁をすするすずを、周作は見ていた。

 

夕食後、風呂に入る哲。極楽、極楽と上機嫌だ。すずは、外で風呂焚きをしている。気分がよくなった哲は、風呂の中で歌を歌い出した。すずも小さい頃から歌っていた歌だ。すずも小声で一緒に歌った。




〜〜〜

径子は、晴美の髪を梳かしながら、サンと哲について話した。

 
周作と正反対での性格で、しかも周作がなりたかった水兵で…。いくら幼馴染とはいえ、嫁いだ先に泊まりにくるだろうか、と。大丈夫なのかと心配する。サンはため息をついた。
「なんで、こがいな時、うちの人はおらんのかねぇ…ほんまに。いっっつもそうじゃ。肝心な時におらん」




〜〜〜
周作と哲が居間で「あおば」の話をしている。同期もだいぶ、靖国へ行ってしまった。

 

哲  「のう…北條さん。死に遅れるんいうんは…焦れるもんですのう…。じゃけど、いよいよ次が最後かのう」

 

周作は終始無言だった。二人の会話は、径子達の部屋にも聞こえていた。

 

少しして、周作が哲に声をかけた。申し訳ないが、哲をこの家に泊めるわけにはいかないと告げる。

〜中盤〜

〜中盤〜を開く

風呂から上がったすず。

 

居間を覗くが誰もおらず、寝室へ向かった。周作に、哲は納屋の2階に寝てもらっていると言われる。すずは、今日の事を周作に謝った。周作は、寒いだろうから、哲の所へ行火を持って行ってあげなさいと、すずに言った。せっかくだし、ゆっくり話でもしたらいい。みんながいたら、昔話もできないだろう、と。

 

周作に言われるまま、すずは行火を持って、家の外へ出た。すずを見送る周作が「もう会えんかもしれんけえの…」と呟いた。そして、戸を閉めると、中から鍵をかけた。すずは戸惑った。

 

家の中に戻ろうとする周作に、廊下に顔を出していた径子が「あんたも複雑じゃね」と声をかけ、部屋の中へと戻っていった。

 

すずは仕方なく、納屋へ向かった……。




〜〜〜

納屋の2階へ上がってきたすずは、ごめんね、こんな所へと言った。

 

哲は気にするなと言って、すずが持ってきた行火に掛け布団を被せた。寒いじゃろう、お前も足入れと言われ、すずは哲から少し離れた場所に座った。

 

「ほうじゃ、忘れるところじゃったわ」と言って、哲は荷物の中から、一本の白い羽を取り出し、「お土産じゃ」とすずに渡した。綺麗じゃねぇ、とすずは感嘆の声を上げる。南方の海にいた時に、哲の元へひらひらと落ちて来たという。すずは、「ありがとう」とお礼を言った。哲も嬉しそうだった。羽を眺めていたすずは、あ!と何か閃いた。

 

貰った羽を、羽ペンにする事を思いついたのだ。羽の先を削ってペン先のように尖らせ、哲の手帳に文字を書いてみる。書ける書ける、と2人は楽しそうだった。

 

羽を落とした鳥は、鷺に似ていたようだ。その話を聞いて、すずは手帳に鷺の絵を描いた。夢中になっていたすずが、ふと顔を上げると哲が見つめていた。そして、すずを自分の方へ抱き寄せた。すずの顔に自分の顔を近づけて、

 

哲「すずは…すずは温いのう……やわいのう……甘いのう……」

 

と抱きしめ続けた。すずの顔に手を当て、口づけようとしたところで「水原さん」とすずが口を開いた。

 

すず「うちはいつか…こういう日が来るのを待ちよったんかね…。そんな気がする……」

 

哲  「ほうか…」

 

すず 「でも、こうしてあんたが来てくれて、こんなに側におったのに……うちは…」

 

そう言うと、勢いよく哲から離れた。

 

すず 「うちは今、あの人に腹が立ってしかたがない!」

 

哲  「あの人が…好きなんじゃのう」

 

少し間があって、うん、とすずは小さく頷いた。ほうか、と哲が言った。

 

すず 「ごめん…」

 

哲  「謝るのはわしの方じゃ、困らせたのう。悪かった」

 

すずは、首を横に振った。哲は話しながら、横になった。

 

哲  「甘えとった。1日くらい……今日くらい、甘えとうなった。許せ」

 

すず 「許すも何も、怒っとらん」

 

哲  「ほうか。バカな奴じゃ、思うとってくれるか?」

 

すず 「うん」

 

哲  「普通じゃのう、すずは。当たり前の事で怒って、当たり前に事で謝りよる。ええなあ、そういうの…。そうじゃない事だらけじゃけえのう。じゃけ、すずが普通で嬉しいわ。安心した。」

 

すずは泣きそうだった。

 

哲  「ずーっと、この世界で普通で、まともでおってくれ。わしが死んでもな。わしが死んでも、一緒くたに英霊にして拝まんでくれ。笑うて、わしを思い出してくれ。それができんようなら、忘れてくれ。…な?」

 

まっすぐに自分を見つめる哲に、すずは頷いた。その様子を見て、哲は笑って「よし」と言って起き上がった。

 

〜終盤〜

〜終盤〜を開く

次の日の早朝、二人は納屋から出てきた。

 

気ぃつけて、とすずは見送る。ご家族によろしゅうなと言って、改めてすずに向き直る。「すず、お前べっぴんになったで」と言って笑った。じゃあのう、と言って、哲は帰って行った。すずは、手に持っていた羽ペンを握りしめた。

 

朝食の時、哲が帰ってしまい、晴美は残念そうだった。もっと色々聞きたかったようだ。いただきます、と朝ごはんを食べようとすると、「ただいま」と夜勤明けの円太郎が帰って来た。どうした?と聞くと、「どうもこうもないわ」とサンは言った。何があったか分からず、きょとんとしている。すずは、立ち上がって円太郎の食事の準備をした。




〜〜〜

昭和19年 大晦日。

 

もち米の配給があった為、近所の人達と北條家で餅つきをした。男性陣が餅をつき、女性陣が談笑しながら餅をこねる。すずは周作と目が合うが、視線を逸らした。

 

家の中に入って、みんなでお茶を飲んでいた。すずは堂本さんから、戦地の兄から便りはあるか聞かれた。全然なかった。そういうもんなんじゃね、と志野と頷き合った。
隣部屋の男性陣にお茶を渡した幸子は、周作に呼び止められ、同僚の鳴瀬を紹介しようかと持ちかけられた。場の空気が凍る。周作だけ気づいていない。「女心がわかっとらん」とすずが小声で呟くと、女性陣はみな、静かに頷いた。しかし幸子は少し考えて、「周作さん。よろしゅうお願いします」と頭を下げた。




〜〜〜

昭和20年2月。

 

要一が戦死したという知らせが届き、すずと周作は江波で葬儀に参列した。イトが周作に自己紹介する。こんな形でだけれど、会えて良かったと。周作もお会いできて嬉しいですと伝えた。十郎は、要一の遺影を見ていた。イトは心配して声をかけ、「うちは行けんのか…
」と呟いた。

 

台所ですみは、すずにいつまでいられるか聞いた。今晩の列車しか取れなかった。じゃけ帰らんと、とすずは申し訳なさそうに答えた。残念じゃね、お母ちゃんとすみがキセノに声をかけたが、キセノは話を聞いていなかった。母の様子がいつもと違う為、2人は心配する。すると、キセノが手招きしてひそひそと、あれは要一と違う。要一は死んでいないと言った。「なんで分かるん?」とすみが聞く。その時、キセノはイトに呼ばれて台所を離れてしまう。

 

ひと段落し、みんなでお茶を飲む。座布団を何枚も積み上げて、その上に要一の遺骨を置いた。これで同じ高さになるじゃろ。しばらくすると、ごとっと要一の遺骨が机に倒れて来た。どういう事かと驚く。遺骨を持ち上げたすずは、その軽さにさらに驚いた。紐を解こうとするすずに、「すずさん。遺骨は…全部は持って帰れんのが戦場じゃ」と周作が言った。

 

十郎も、どんな骨が入っているのか分からない。これを持って来た陸軍のお偉いさんに、開けるなと言われた、と話した。すると、うちは開けてみたよ、とキセノから爆弾発言が飛び出した。

 

その時、空襲警報が鳴った。防空壕へ避難しようとするが、キセノはその場を動こうとしなかった。十郎が声をかけようとして、バランスを崩し、要一の遺骨を落としてしまう。その衝撃で蓋が開き、中から小さな石が出て来た。すずは思わず手に取って、「石…」と呟いた。どういう事じゃと、十郎も驚きを隠せない。

 

「あの子は死んどらんのよ。帰って来るわそのうち。ね!?違うんよ」とそれまで黙っていたキセノが言葉を発した。イトは周作にどういう事か尋ねる。

 

周作 「考えられるんは、お兄様の部隊が、敵によって全滅し、全員玉砕したと、結果だけが分かっとる場合…。つまり……」

 

周作がその先を言えないでいると、「ほうか、なるほど」と、イトは周作に頭を下げた。キセノは、あの要一が簡単に死ぬわけないと信じていなかった。信じようとしなかった。イトは「そうじゃね、ほいでも…」と、小さな石を持って、

 

「なんか冴えん石じゃねぇ。これじゃあ、帰ってきた時の笑い話にもならん」と言って、手に持っていた石を放り投げた。イトは「もっといいのないかねぇ…もっと立派な石入れよう」とキセノに言う。キセノは堪え切れずに、大きな声を上げて泣き崩れた。イトはそんな娘を抱きしめ、背中をさすった。キセノの目から大粒の涙が零れた。




〜〜〜

帰りの汽車の中。

 

すずは周作に、あんな石を見てしまったら、どう悲しんでいいか分からない、と気持ちを洩らした。周作はほうじゃのうと言って、少ししてから「言いたい事があるんじゃないんか、わしに」と聞いた。言うたらええ。

 

「ええんですか」と、すずが切り出した。これまでの腹だたしさを周作にぶつける。哲が来た晩の事、自分に子供ができないからいいと思ったのか。周作は、ほんまはあの人と結婚したかったくせに、と言った。だんだんと言い合いがヒートアップして、声も大きくなっていった。

 

そこへ、「お二人さん」と声がかかった。振り返るとそこに、「切符を拝見」と手を出した車掌が立っていた。切符を取り出して車掌に渡すと、「呉までに終わるとええが、その喧嘩…」と言われ、周囲の乗客たちの間から笑いが起こった。2人はすみませんと周りに頭を下げた。お互いに顔を見合わせると、汽車が大きく揺れ、バランスを崩したすずを周作が抱きとめる格好になった。周作は、そのまますずを抱きしめた。

 

すずは心の中で要一にお礼をいった。お兄ちゃんが仲直りさせてくれたんじゃね、きっと。




〜〜〜

ある雪の降る日の北條家

 
すず以外の全員が風邪をひいて寝込んでいた。

 

一人でみんなの看病をするすず。そんな中、径子がザボンが食べたいと、子供のように駄駄を捏ね始めた。あまりにもザボン、ザボンと連呼するので、他の皆も食べたくなった。仕方なく、闇市にザボンを買いに行く事にした。外に出る支度をしながら、紙で包んだリンドウの絵が描かれた茶碗を、鞄に入れた。

 

ザボンを買った後、すずはリンのいる店の前までやって来た。窓が開いていて、中にいた女性から、リンに会いに来たのかと声をかけられる。はい、とすずは窓の方へ向かった。その女性も咳込んでいて、風邪をひいているようだった。「ちょっと頼んでもええですか」と、すずは女性に包みを外したリンドウの茶碗を取り出した。その様子を、ちょうど2階の窓を開けたリンが見ていた。

 

「きれいか、お茶碗たい」と、女性が言った。この茶碗をリンに渡して欲しいと頼む。「リンさんによう似合うてじゃけ、あげます」と伝えて欲しいとも。「すずです。北條すず」とすずははっきりと言った。女性はわかりましたと、茶碗を受け取った。
すずは彼女の左手に包帯が巻かれているのに気がついた。若い水兵に括られて、川に飛び込んだ時のものだという。あんな川では死ねるわけない、風邪をひいただけの事だと。冬にするもんじゃないねぇ、と笑った。

 

また咳が出はじめたので、すずはこれ食べて、とザボンを1個差し出した。お大事にと言って、すずは帰ろうとする。女性に一礼して歩き出すと、リンは窓を閉めて店の中に入った。

 

2階から降りてきて、先ほどの女性に「テルちゃん」と声をかけた。テルは今貰ったと、ザボンをリンに見せた。そして、リンドウの茶碗も渡すが咳が出てきてしまい、リンがテルを寝かせて背中をさすってあげる。

 

北條家に帰ってきたすずは、ザボンを剥いてみんなに分けた。みんな嬉しそうに食べている。「ずーっと風邪じゃったらええのに、みなさん」とすずは呟いた。




〜〜〜

平成30年8月 広島市。

 

佳代は、あの家の持ち主と待ち合わせをしていた。佑太郎も付いて来ていた。どういう人か聞いて見ると、「友達…親友?」という答えが返ってきた。ある朝、仕事に行く途中で、介護の仕事は別に自分じゃなくてもいいんだよな、と思ったら心も体も動かなくなってしまった。その時に「大丈夫?」と声をかけてくれた女性が、北條さんだった。

 

それ以来の親友だという。世界で一番好きな人。「でも、おばあちゃんなんでしょ?」と佑太郎が聞くが、でも親友、と佳代は言い切った。そこへ、北條さんがやってきた。初対面の佑太郎と挨拶を交わした。




〜〜〜

昭和20年3月。

 

すずと晴美は段々畑に来ていた。双葉を摘んで帰ろうとすると、大きなエンジン音がして、たくさんの戦闘機が空を飛んで行った……。

 

この世界の片隅に 公式ツイッター

この世界の片隅に 5話感想

ミーア
ミーア

今回も見所がありましたね〜。すずと哲の納屋でのシーンは、見ていてすごく、ドキドキしてしまいました。キスまではしてしまうのではないかと思っていたのですが、寸止めでしたね。流されなかったすずにほっとしつつ、今は本当に周作のことが好きなんだなぁと改めて感じました。

そして、戦友たちがたくさん死んでいく中、自分は生き残っていて、少なからず罪悪感を感じつつ、いよいよ次で最後になるかもしれないと、すずを想って会いに来て、もしも自分が死んだら 笑って思い出してほしい、と言った哲がすごく切なかったです。戦争という特殊な環境下に身を置いていて、すずの普通さに安心するところとか…泣けてきます。

 

紗織
紗織
序盤の、すずと哲のシーンは、この時間に放送できるのかと心配してしまいました。(考えすぎ笑) 不器用な男らしさが、哲の魅力ですね。今回でますます哲が好きになりました。死んでほしくないなー!
あと、哲に懐いていた晴美も可愛かったなぁ〜。 深刻な場面の中でも、晴美がいると癒しになります。
 
また、今回すずの兄の要一が戦死してしまいました。 すず達が手紙を書いても全く返事が来ないのが、ずっと見ていて嫌な予感がしていましたが、本当になってしまうとは…。 骨が拾えないと、石を入れことがあるんですね。初めて知りました。要一が死んだと信じないようにしていたキセノが、最後に大声で泣き崩れるシーンは、見ているこちらも胸が苦しくなりました。